「ワイドハイターって何性なの?」
酸性?中性?それともアルカリ性?実はこの液性の違いが、衣類の色落ちや素材へのダメージ、漂白効果に直結する重要なポイントなんです。
この記事では、5種類のワイドハイター製品それぞれの液性とその特徴をわかりやすく解説し、目的や使い方に合わせた選び方までしっかりフォローします。
ワイドハイターにはどんな種類がある?まずは基本を整理!
ワイドハイターと言っても5つの製品があり、それぞれ液性(酸性・中性・弱アルカリ性)が異なります。
色柄物や素材に合わせて適切なタイプを選ぶため、まずは一覧表で比較してみましょう。
番号 | 製品名 | 液性 | 主な特長 |
---|---|---|---|
① | ワイドハイター EXパワー | 酸性 | 濃縮液体・色柄物OK・漂白・消臭・抗菌 |
② | ワイドハイター PRO リキッド | 酸性 | 抗菌成分4倍・生乾き・ウイルス対策 |
③ | ワイドハイター PRO 粉末 | 弱アルカリ性 | 酵素+漂白パワー強化・除菌・消臭 |
④ | ワイドハイター PRO 泡スプレー | 酸性 | 泡で部分汚れにピンポイント処理 |
⑤ | ワイドハイター中(無印液体) | 酸性 | マイルド処方・色柄物・普段使い向け |
>>ワイドハイターと食器用洗剤を混ぜるとどうなるかを解説した記事はこちら!
ワイドハイター EXパワー(①):酸性濃縮液体タイプの特長と使い分け
濃縮処方で高い漂白・抗菌力を持つEXパワー。酸性タイプとして知られるこの製品の、メリット・デメリットを確認しましょう。
【液性は“酸性”】
酸素系漂白剤でありながら酸性に調整されており、色柄物にも安心して使える設計です。
漂白・消臭・抗菌のバランスが良く、日常使いに人気。
メリット
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色落ちリスクが低く、応急処置にも活用可能
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濃縮タイプでコスパが良い
デメリット
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高濃度・長時間の場合には色柄物への影響あり
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酸性のため手荒れが気になる場合あり
使い分けのポイント
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通常の衣類補助には◎、つけおきは30分以内で
>>ワイドハイターの浴槽を使ったつけおき方法についての記事はこちら!
ワイドハイター PRO リキッド(②):強力抗菌の酸性液体
生乾き臭対策や抗菌力で人気のPROリキッド。その液性と安全な使い方を詳しく見ていきます。
【液性は“酸性”】
EXパワー同様の酸性ですが、抗菌成分が4倍配合。生乾き臭や菌対策に効果的です。
メリット
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抗菌・消臭能力が高く、ニオイ対策に最適
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ウイルス除去効果も確認
デメリット
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濃色衣類では長時間のつけおきが色落ちリスク
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子供の服などは短時間使用を推奨
使い分けのポイント
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抗菌・消臭重視なら◎、濃い色の服には泡スプレー併用が安心
>>ワイドハイターとキッチンハイターを混ぜるのはどうなのかを解説した記事はこちら!
ワイドハイター PRO 粉末(③):弱アルカリ性強力パウダー
パウダータイプで圧倒的な洗浄力を持つPRO粉末。液性が違うことで注意点も異なります。
【液性は“弱アルカリ性”】
アルカリ性です。過炭酸ナトリウム・酵素・アルカリ剤のパワフル処方。漂白・除菌効果が非常に強力です。
メリット
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ガンコな黄ばみ・黒ずみ、スニーカーなどに◎
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洗たく槽や浴室掃除にも使える
デメリット
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酸性タイプより色落ちリスクが高く、濃色衣類では注意が必要
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強力成分のため手荒れ・素材ダメージの可能性
使い分けのポイント
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白物や大物布類、掃除用として活用し、濃い色の服には極力使わない
ワイドハイター PRO 泡スプレー(④):酸性スプレーで狙い撃ち
泡で汚れをピンポイントに落とすPRO泡スプレー。その液性や濃い色の服への影響もあわせて確認しましょう。
【液性は“酸性”】
酸性です。泡スプレータイプで、襟や袖などのピンポイント汚れに使いやすい製品です。
メリット
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直接泡をかけた箇所をすぐ洗濯できるので色落ちリスクが少ない
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感染リスクのある部分汚れにも対応
デメリット
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広範囲には不向き
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放置しすぎは液だれや漂白ムラの可能性
使い分けのポイント
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部分的な汚れ落としに最適。濃い色の服全体への使用は避けて使うと安心です。
ワイドハイター中(⑤ 無印液体):マイルドな酸性処方で色柄も安心
派手さはないけれど最も安定した効果を持つ無印液体。酸性でありながら毎日使いしやすい理由とは?
【液性は“酸性”】
酸性。シリーズ中最もマイルドな処方で、色柄物にも安心。普段使いの定番となっています。
メリット
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酸性でありながら色落ちリスクが非常に低く、日常使用に向く
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消臭・抗菌・漂白のバランスが良い
デメリット
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強力な漂白力や抗菌力は上位モデルに劣る
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薬効を高めたいシーンには向かない
使い分けのポイント
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濃い色の服やデリケート衣類の漂白補助に最適
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強力な漂白が必要な時はEXパワー以上と使い分ける
酸性 vs 弱アルカリ性…液性に応じたメリット・デメリット
酸性とアルカリ性、どちらが優れているというわけではなく、それぞれに得意分野があります。違いを表でまとめて理解しておきましょう。
液性 | メリット | デメリット | 代表製品 |
---|---|---|---|
酸性(pH 5〜6程度) | 色柄物に安全・酸化作用有・皮膚への刺激が若干軽い | 強力すぎると素材痛み・手荒れの恐れ | EXパワー・PROリキッド・泡スプレー・無印 |
弱アルカリ性(pH 8〜10程度) | 酵素活性、皮脂汚れに強い・除菌効果も高い | 色落ちリスク・手荒れ・素材へのダメージ | PRO粉末 |
どう使い分けるのが賢い?ユーザー別おすすめの選び方
液性の特性を活かした製品選びで、洗濯の仕上がりは格段に良くなります。使い方に合った選び方を紹介します。
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色柄物・濃い色の服メインの家庭 → ワイドハイター無印(⑤)と泡スプレー(④)を中心に
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除菌・生乾き臭が気になる家庭 → PROリキッド(②)+EXパワー(①)併用で効果的
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ガンコ汚れ・掃除目的 → PRO粉末(③)+掃除用併用がおすすめ
✅ まとめ:液性を理解して安心・効果的に使おう
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ワイドハイターは主に酸性タイプがメインで、色柄物にも安心・濃い色の服にも使いやすい
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弱アルカリ性の粉末タイプは強力だが色落ちリスクがあるため素材選びに注意
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液性に応じた使い分けと放置時間を守るだけで、安全かつ効果的に使えます
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